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2009年 国土交通省助成事業への協力

平成成21年度住宅・建築関連先導技術開発助成事業「建築物解体工事に伴う建設廃棄物量、解体工事費、再資源化、適正処理費用及び二酸化炭素排出量の概算システムに関する技術開発 (事業主体:明治大学理工学部・株式会社イオリナ)に協力しました。

同事業では、木造軸組構法の3棟の詳細解体実験、簡易調査50棟(46物件)の調査が実施され、解体工事各工程の人工数、建設廃棄物量、運搬回数、重機使用時間、通勤車輌等に関するデータを収集・分析し、延べ床面積から@解体工事費用、A各工程の人工数、B建設廃棄物発生量、CCO2排出量を概算で算出できるシステムが開発されました。

当組合では、3棟の解体実験の物件の提供とデータ収集の協力、簡易調査39物件の提供とデータ収集の協力を行った他、同事業を進めていくにあたり設置されたワーキンググループに事務局を含む7名が参加(オブザーバーとしても3名参加)し、同事業の中核を担いました。

平成22年9月9日〜開催された建築学会大会(北陸)では、代表理事代行の彦坂裕一氏が、事業主体である明治大学理工学、株式会社イオリナとともに発表を行っております。

詳細解体I邸 建具類撤去の様子

詳細解体I邸 躯体撤去の様子

詳細解体I邸 基礎撤去の様子

詳細解体M邸 内装材石綿含有建材撤去の様子

詳細解体M邸 屋根材石綿含有建材撤去の様子

詳細解体M邸 躯体撤去の様子